最近の夏場の湿気の話
今回は最近の夏場の湿気のお話です。
ニュースなどをご覧になっている方は近年の温暖化による気温と湿度の
異常な上昇の話を耳にされていると思いますが、北海道の気候にも
多大な変化が起きています。
私の拠点でもある北海道旭川市を例に挙げても、
10年程前までは、8月の一番暑い時でさえ30℃になることはなく、
涼しさと湿度の無い快適さを売り物にしていたようなところでした。
しかし最近では、30℃を軽く超え、室内でも80%以上の湿度になる
ことも多くなってきました。
夏場のこの湿気は内装建材にとっても大敵です。
今までは涼しい北海道だったので、あまり気になることがなかったのですが
元々冬期間に暖房を入れることで乾燥し、材料が縮み隙間ができることを気にして
いることが多い地域でしたが、今度は夏場の湿気での材料の伸びや膨れも
気にしなければならなくなってきました。
年間を通して考えると、夏場の材料の伸び・膨れの分、
材料の伸縮の振れ幅が大きくなってしまっています。
このため内装建材に様々な不具合も起きてきています。
カビの発生が多くなってきたり、材料の伸びによる床鳴りやきしみ・割れの発生など、
色々な症状が出ています。
この現象に対抗する手段が中々難しいです。
出来れば気温計と湿度計が一緒になっているものを置いて観察してください。
最近の新築ではクーラーが標準装備になっているので、先ずは除湿をお薦めします。
窓は閉め切り、除湿をかけるだけで体感温度も下がり若干涼しく感じます。
湿度を取り除いてから、冷房をかけて冷やしてください。
湿度が70%以上あると、ジメジメして不快なだけでなく、
色々とダメージが出てきます。
床がベトベトする、壁がペタペタする、は湿気多すぎのサインです。
風通しを良くして湿気を留めない様にしましょう。
高温多湿を避けることは、人にとってもペットにとっても建材にとっても快適です。
近頃ではポータブルのクーラーなんてのもお安く売ってますので、
命を守る意味でも、健やかな生活を送る意味でも、除湿のできる環境作りをお薦めします。
長々と失礼しました。あくまでご参考までに。 小川
2024.06.24
